整体師の民間資格にはどんな種類がある?中身の見分け方
※本記事は資格・制度についての一般的な情報です。制度は改定されることがあります。
整体の資格は、スクールや団体がそれぞれの基準で発行する民間の認定です。発行元によって、学ぶ内容と時間が違います。
だから選ぶときに見るのは名称ではありません。「誰が発行し、何を、何時間、誰から学ぶのか」です。
この記事では、4つの見分け方と、中身を確かめる手順を整理します。
これから取る方にも、いくつかの候補で迷っている方にも役立つ内容です。
整体の民間資格とは
整体の資格は、スクールや団体が、それぞれの基準で修了者に発行する認定です。
資格は「何を、どれだけ学んだかの証明」です。学んだ中身がそのまま、名乗れる技術になります。
発行元によって、学ぶ内容と時間は違います。だからこそ「何を・何時間・誰から学ぶか」で選びます。
中身を公開しているスクールなら、入学前に比べられます。カリキュラムの本数と実技の回数を見てください。
公開されていない場合は、問い合わせれば分かります。答えが返ってくるかどうかも、判断の材料になります。
整体の資格は国家資格とは別の制度です。担う役割が違うだけで、上下関係ではありません。

どんな種類があるか
整体の民間資格は、大きく3つの形に分かれます。目指す働き方で選び分けます。
| 形 | 学ぶ期間の目安 | 向いている方 |
|---|---|---|
| スクールの卒業認定実技指導あり | 数か月〜1年 | 手技を人に見てもらいながら身につけたい方 |
| 団体の認定実技指導あり | 講座による | 特定の手技を深めたい方 |
| 通信講座の修了認定実技指導なし | 2〜6か月 | 働きながら知識を先に入れたい方 |
3つの違いは実技を人に見てもらえるかどうかに集約されます。ここが手技の身につき方を決めます。
手技は、自分では「できている」と思っても、圧の方向や体重のかけ方がずれていることがあります。人に見てもらって初めて分かる部分です。
通信講座にも、スクーリング(通学して実技を見てもらう日)があります。申し込む前に日数を確認してください。
団体の認定は、特定の手技を深める形が多くなります。すでに現場にいる方が、技術を足すときに選ばれています。
未経験から始める場合は、身体の仕組みから学べるスクールの卒業認定が向いています。
中身の見分け方|4つ
資格の名称は、発行元が自由に決められます。だから名前では比べられません。見るのは4つです。
1誰が発行しているか
スクールか、団体か。発行元がはっきり書かれているかを確かめてください。認定の名前には発行元を添えて名乗ります。
2何を学ぶか
手技だけか、身体の仕組みも学ぶのか。解剖学・生理学・整形外科学が入っているかを見てください。説明できるかどうかは、ここで決まります。
3実技は何回あるか
回数が公開されているか。マンツーマンか、グループか。手技は見てもらった回数だけ身につきます。
4修了までの総額はいくらか
受講料だけでなく、教材費・認定料・再受講料・年会費まで含めた金額で比べてください。安く見えて、あとから足される場合があります。
4つとも、ホームページに書かれているかどうかで確かめられます。書いていない場合は問い合わせてください。
とくに3の実技の回数は、資料に載っていないことがあります。「通い放題」と書かれていても、予約が取れなければ回数は増えません。
答えられるかどうかも、判断の材料になります。中身を公開しているところは、聞けばすぐ出てきます。
4つのうち、あとから変えられないのは2と3です。学ぶ内容と実技の回数は、入ってから増やせません。
だから比べるときは、この2つを先に見てください。総額はそのあとで構いません。
選ぶ手順|3ステップ
候補が複数あるときは、この順番で絞ると決まります。
- 目的を決める|就職か、開業か、いまの仕事に足すのか。必要な学習量が変わります。
- 4つの見分け方で並べる|発行元・学ぶ内容・実技の回数・総額を表にします。
- 実技の現場を1つ見る|書いてあることと、実際の様子が合っているかを確かめます。
3つ目が最も確実です。見学すると、実技の時間の使い方が分かります。1人あたり何分見てもらえるかは、資料には書かれていません。
資格の種類と取り方の全体像は、整体の資格とは?にまとめています。
国家資格との違いは、整体師に国家資格はある?で整理しています。

メディカル整体アカデミーで学べること
メディカル整体アカデミー(MSA)は、全国125店舗の整体院・整骨院を運営するグループが2021年6月に開校した、東京・高田馬場の整体スクールです。高田馬場駅から徒歩30秒にあります。
資格は中身で選ぶものです。だから私たちは講義の本数と実技の回数を公開しています。

学ぶ中身|動画講義と完全マンツーマンの実技
| 動画講義 | 解剖学48本・生理学9本・整形外科学8本・内科学12本・MSA理論22本 |
|---|---|
| 実技実習 | 整体ベーシックコース35回/整体総合コース85回 |
| 実技の形式 | 完全マンツーマン。在学中は通い放題 |
| 卒業の目安 | 週1回のペースで6〜12ヶ月 |
各コースの中身はコース紹介、スクールの考え方はスクールについてをご覧ください。
認定資格|メディカル整体アカデミーが発行しております
整体ベーシックコースの卒業試験に合格した方へ、認定資格を発行しております。認定名は「深層筋アプローチマスター」と「姿勢矯正マスター」です。認定資格はよくある質問にも記載しています。
学んでいる方
- 累計受講者568名・卒業生504名(2026年8月時点)
- 受講者の7割が30代以上。未経験の方も数多く受講しています
- 実技は完全マンツーマンで、在学中は通い放題です
- 卒業後も2〜3年間、月2回まで無料で技術練習ができます(アフターフォロー)
まとめ|比べる順番は3つ
- 目的を決める|就職か、開業か、いまの仕事に足すのか
- 4つで並べる|発行元・学ぶ内容・実技の回数・修了までの総額
- 現場を1つ見る|書いてあることと実際が合っているか
整体の資格は、学んだ中身がそのまま力になります。
資格の名前ではなく、カリキュラムで選んでください。
よくある質問
Q1. 整体師の民間資格にはどんな種類がありますか?
大きく3つに分かれます。スクールの卒業認定、団体の認定、通信講座の修了認定です。違いは実技を人に見てもらえるかどうかに集約されます。ここが手技の身につき方を決めます。
Q2. 民間資格はどう選べばよいですか?
4つで比べてください。誰が発行しているか、何を学ぶか、実技は何回あるか、修了までの総額はいくらかです。名称は発行元が自由に決められるため、名前では比べられません。
Q3. 資格の名前で優劣は分かりますか?
分かりません。名称は発行元がそれぞれ決めています。比べるときは、カリキュラムの本数と実技の回数を見てください。中身を公開しているところなら、入学前に比べられます。
Q4. 解剖学は学んだほうがよいですか?
説明できる整体師になりたい場合は必要です。いまの状態を言葉で伝えられるかどうかは、身体の仕組みを理解しているかで決まります。手技だけを覚えると、選ぶ理由が分かりません。
Q5. 費用はどう比べればよいですか?
受講料だけでなく、教材費・認定料・再受講料・年会費まで含めた「修了までの総額」で比べてください。安く見えて、あとから足される場合があります。
Q6. 通信講座の認定でも働けますか?
働けます。一方で、手技を人に見てもらう機会は限られます。通信講座にもスクーリングがある場合があるため、申し込む前に日数を確認してください。
Q7. 実技の回数はどのくらい必要ですか?
回数が多いほど、見てもらう機会が増えます。メディカル整体アカデミーは整体ベーシックコースで35回、整体総合コースで85回です。完全マンツーマンで、在学中は通い放題です。
Q8. メディカル整体アカデミーではどんな認定が受けられますか?
整体ベーシックコースの卒業試験に合格した方に「深層筋アプローチマスター」「姿勢矯正マスター」をお渡ししています。当校が独自に発行する民間の認定資格です。
この記事の監修者
監修:沖野 一平
メディカル整体アカデミー 校長/柔道整復師・国際マッケンジー協会認定セラピスト (Cert. MDT)
専門監修:蓑田 健太郎
メディカル整体アカデミー 副校長/柔道整復師・キャリアコンサルタント。施術歴14年・施術人数約5万人。キャリアコンサルタント資格を取得して3年、これまで50名の相談と指導を担当しています。
執筆:メディカル整体アカデミー
講師の一覧は講師紹介ページをご覧ください。
参考文献
- あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(昭和二十二年法律第二百十七号)/e-Gov法令検索
- 不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)/e-Gov法令検索
※法令の条文は2026年8月28日にe-Gov法令検索で確認しました。