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整体師に国家資格はある?柔道整復師など4つの免許との違い

  • 監修日: 2026-08-28
  • 監修: 沖野 一平(メディカル整体アカデミー 校長/柔道整復師・国際マッケンジー協会認定セラピスト (Cert. MDT))
  • 専門監修: 蓑田 健太郎(メディカル整体アカデミー 副校長/柔道整復師・キャリアコンサルタント)
  • 執筆: メディカル整体アカデミー

※本記事は資格・制度についての一般的な情報です。制度は改定されることがあります。

整体師は、スクールや団体が発行する民間の認定で働く職業です。国家資格とは制度が別で、担う役割が違います。

身体に触れる仕事の免許は4つあります。柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師です。どれも養成施設で3年以上学び、国家試験に合格します。

この記事では、4つの免許でできることと、整体との線引きを整理します。

これから目指す方にも、すでに現場にいる方にも役立つ内容です。

「国家資格を取るべきか、迷っている」

目指す働き方で選ぶ免許は変わります。メディカル整体アカデミーの無料体験では、整体で学ぶ中身をそのままご覧いただけます。

整体師は民間の認定で働く職業です

整体師は、スクールや団体が発行する民間の認定を受けて働きます。国が免許を定めた職業とは制度が別です。

制度が別ということは、役割が違うということです。優劣ではありません。整体の現場には、民間の認定を受けた方も、国家資格を持つ方も並んで働いています。

だから比べるべきは資格の格ではなく、どんな働き方をしたいかです。ここが決まると、必要な免許も決まります。

整体は、自費の施術で時間をかけて向き合う仕事です。1人あたりに使える時間が長く、手技を深めやすい特徴があります。

同じお客様に何度も向き合うため、変化を追いかけられます。ここに面白さを感じる方が、整体を選んでいます。

整体の民間認定と4つの国家資格が担う役割の違いを示した図
図1:民間の認定と国家資格は、上下ではなく担う役割が違います

身体に触れる4つの国家資格

免許が定められているのは4つです。どれも養成施設で3年以上学び、国家試験に合格します。

4つは、できる施術がそれぞれ決まっています。名前が似ていても中身は別です。取得したあとに働く場所も変わります。

柔道整復師国家資格

できること
骨折・脱臼・打撲・捻挫などの施術
施術費
条件により健康保険
働く場所
接骨院・整骨院・整体院など

あん摩マッサージ指圧師国家資格

できること
あん摩・マッサージ・指圧
施術費
条件により健康保険
働く場所
治療院・訪問・医療機関など

はり師・きゅう師国家資格

できること
はり・きゅうによる施術
施術費
条件により健康保険
働く場所
鍼灸院・治療院・スポーツ現場など

整体の認定資格民間の認定

できること
学んだ手技での施術。整体師として働く・開業する
施術費
自費
働く場所
整体院・リラクゼーションサロン・出張など

4つの国家資格は、健康保険を扱える点が共通しています。ここが整体との一番大きな違いです。

ただし保険を使えるのは、決められた条件に当てはまる場合だけです。すべての施術に使えるわけではありません。

取得までの期間も違います。国家資格は養成施設で3年以上、整体の認定は数か月から1年程度が中心です。

期間の差は、学ぶ範囲の差でもあります。国家資格は保険を扱うための制度知識まで含みます。整体は手技と身体の仕組みに集中できます。

どちらが良いということではありません。時間の使い方が違うだけです。

整体との線引き|名称と保険の2つ

整体の現場で気をつけるのは2つです。名称と、保険の扱いです。この2つを外さなければ、迷う場面はほとんどありません。

項目 整体 国家資格
名乗り 「整体」「ボディケア」 「あん摩」「マッサージ」「指圧」「はり」「きゅう」
施術費 自費 条件により健康保険
学ぶ期間 数か月〜1年程度 養成施設で3年以上+国家試験

「あん摩」「マッサージ」「指圧」は、免許を持つ方が使う名称です(あはき法 第1条)。整体の現場では「整体」「ボディケア」で表記します。

この線引きを知っていれば、メニュー名も肩書きも迷いません。覚えることは多くありません。

もう1つ、押さえておきたいことがあります。病名を伝えることは医師の行為です(医師法 第17条)。受診が必要そうなときは、医療機関をおすすめします。

認定の名前を出すときは、発行元を添えます。「◯◯スクール認定」と書くと、どこで何を学んだ人なのかが相手に伝わります。

この判断ができることが、解剖学と整形外科学を学ぶ理由のひとつです。線引きを知っていると、安心して現場に立てます。

逆に、線引きを知らないまま働くと、良かれと思って言った一言が問題になります。学ぶ意味はここにもあります。

整体と国家資格の線引きが名称と保険の2つであることを示した図
図2:線引きは名称と保険の2つだけです

「国家資格は持っているが、整体の手技を学び直したい」

メディカル整体アカデミーには、施術の経験がある方も受講されています。座学と完全マンツーマンの実技で、手技を根拠から組み直せます。

どちらを選ぶか|目指す働き方で決まる

どちらが上ということはありません。やりたい働き方に必要な免許を取るだけです。

整体を選ぶ方に多いのは、働きながら学びたい方です。数か月から1年で現場に出られるため、生活を変えずに始められます。

整体を学ぶ方が向いている 国家資格を目指す方が向いている
自費の施術で、時間をかけて向き合いたい 健康保険を扱う施術をしたい
働きながら学びたい 3年以上、学業に専念できる
数か月から1年で現場に出たい 医療機関との連携を視野に入れている
手技を深めることに集中したい 骨折・脱臼などの施術に関わりたい

迷ったときは、いまの生活から考えると決めやすくなります。3年以上を学業に充てられるかどうかが、最初の分かれ目です。

働きながら国家資格を目指す方法もありますが、通学の日数は決まっています。時間の確保が先に必要です。

整体を選ぶ場合は、次の順番で決めると迷いません。

  1. 目的を決める|就職か、開業か、いまの仕事に足すのか
  2. 中身と発行元を確認する|誰が認定するのか。実技は何回あるのか
  3. 学び方を選ぶ|通学・通信・独学から選びます

資格の種類と取り方は、整体の資格とは?にまとめています。

働き始めてからの収入の決まり方は、整体師の年収はどう決まる?で整理しています。

メディカル整体アカデミーで学べること

メディカル整体アカデミー(MSA)は、全国125店舗の整体院・整骨院を運営するグループが2021年6月に開校した、東京・高田馬場の整体スクールです。高田馬場駅から徒歩30秒にあります。

校長は柔道整復師です。国家資格の現場を知ったうえで、整体で学ぶべきことを組み立てています。

だから座学を厚くしています。解剖学48本、整形外科学8本、内科学12本。受診をすすめる判断ができるようになるためです。

メディカル整体アカデミーで学ぶ内容の構成を示した図
図3:メディカル整体アカデミーで学ぶ内容の構成

学ぶ中身|動画講義と完全マンツーマンの実技

動画講義 解剖学48本・生理学9本・整形外科学8本・内科学12本・MSA理論22本
実技実習 整体ベーシックコース35回/整体総合コース85回
実技の形式 完全マンツーマン。在学中は通い放題
卒業の目安 週1回のペースで6〜12ヶ月

各コースの中身はコース紹介、スクールの考え方はスクールについてをご覧ください。

認定資格|メディカル整体アカデミーが発行しております

整体ベーシックコースの卒業試験に合格した方へ、認定資格を発行しております。認定名は「深層筋アプローチマスター」と「姿勢矯正マスター」です。認定資格はよくある質問にも記載しています。

学んでいる方

  • 累計受講者568名・卒業生504名(2026年8月時点)
  • 受講者の7割が30代以上。未経験の方も数多く受講しています
  • 随時入学で、入学試験はありません。休学もできます
  • 卒業後も2〜3年間、月2回まで無料で技術練習ができます(アフターフォロー

講師の一覧は講師紹介、入学までの流れは入学の流れにあります。

「解剖学から学べる整体スクールを探している」

解剖学48本の講義も、完全マンツーマンの実技も、無料体験でそのままご覧いただけます。

まとめ|選ぶ順番は3つ

  1. やりたい働き方を決める|自費で向き合うのか、健康保険を扱うのか
  2. 必要な免許を確かめる|保険を扱うなら国家資格、整体なら民間の認定
  3. 学ぶ中身で選ぶ|誰が発行し、実技を何回、人に見てもらえるのか

整体師は民間の認定で働く職業です。だからこそ、学んだ中身がそのまま力になります。どこで何時間学んだかが、そのまま名乗れる技術になります。

資格の名前ではなく、カリキュラムで選んでください。何を、何時間、誰から学ぶのか。ここを見れば違いが分かります。

「どちらの道に進むか決めきれない」という方へ

制度を調べ続けても、答えは出ません。
1校、実技の現場を見てから決めてください。
メディカル整体アカデミーは東京・高田馬場の整体スクールです。相談だけでも構いません。

よくある質問

Q1. 整体師に国家資格はありますか?

整体師は、スクールや団体が発行する民間の認定で働く職業です。国が免許を定めた職業とは制度が別で、担う役割が違います。整体の現場には、民間の認定を受けた方も、国家資格を持つ方も並んで働いています。

Q2. 身体に触れる国家資格にはどんなものがありますか?

柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の4つです。いずれも養成施設で3年以上学び、国家試験に合格して免許を受けます。4つとも、条件を満たせば健康保険を扱えます。

Q3. 整体と国家資格の違いは何ですか?

大きく2つです。名乗れる名称と、健康保険を扱えるかどうかです。「あん摩」「マッサージ」「指圧」は免許を持つ方が使う名称のため、整体の現場では「整体」「ボディケア」で表記します。

Q4. 柔道整復師と整体師は何が違いますか?

柔道整復師は国家資格で、骨折・脱臼・打撲・捻挫などの施術を行い、条件により健康保険を扱えます。整体は民間の認定で、自費の施術です。整体院では、どちらの立場の方も並んで働いています。

Q5. どちらを目指すか、どう決めればよいですか?

やりたい働き方から決めます。健康保険を扱う施術をしたい方は国家資格、自費で時間をかけて向き合いたい方や、働きながら学びたい方は整体が合います。目的が決まると、必要な免許も決まります。

Q6. 整体の資格を取るのにどのくらいかかりますか?

通学スクールで数か月から1年程度が中心です。国家資格は養成施設で3年以上かかります。同じ期間でも実技の回数はスクールごとに違うため、期間ではなく実技の回数で比べてください。

Q7. 国家資格を持っていますが、整体も学べますか?

学べます。メディカル整体アカデミーには、施術の経験がある方も受講されています。座学と完全マンツーマンの実技で、手技を根拠から組み直せます。

Q8. メディカル整体アカデミーでは何が取得できますか?

メディカル整体アカデミーは認定資格を発行しております。整体ベーシックコースの卒業試験に合格した方に「深層筋アプローチマスター」「姿勢矯正マスター」をお渡ししています。当校が独自に発行する民間の認定資格です。

この記事の監修者

監修:沖野 一平
メディカル整体アカデミー 校長/柔道整復師・国際マッケンジー協会認定セラピスト (Cert. MDT)

専門監修:蓑田 健太郎
メディカル整体アカデミー 副校長/柔道整復師・キャリアコンサルタント。施術歴14年・施術人数約5万人。キャリアコンサルタント資格を取得して3年、これまで50名の相談と指導を担当しています。

執筆:メディカル整体アカデミー

講師の一覧は講師紹介ページをご覧ください。

参考文献

※法令の条文は2026年8月28日にe-Gov法令検索で確認しました。