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結論

腰痛の原因は「骨」だけではありません。
実際には、筋肉・関節・神経など複数の要因が関係しています。

特に見落とされやすいのが
👉 筋肉(トリガーポイント)による腰痛です。

なお、腰痛の多くは原因が特定できないとされており(欧州ガイドライン)、画像検査で異常があっても痛みがない人、逆に異常がなくても強い痛みがある人も多く存在します。

腰痛の主な原因

腰痛は大きく分けて、以下のような原因があります。

①筋肉(最も多い)

・筋肉の緊張
・トリガーポイント
・疲労の蓄積

特に以下の筋肉が関与しやすいです。
・大殿筋
・中殿筋
・腰方形筋
・腸腰筋

②関節

・椎間関節
・仙腸関節

関節にストレスがかかると、動作時の痛みにつながります。

③椎間板

・椎間板ヘルニア
・椎間板変性

ただし、画像所見と痛みは一致しないケースも多く報告されています。

④神経

・坐骨神経への影響
・神経の圧迫

しびれや放散痛がある場合は、関与している可能性があります。

なぜ腰痛は改善しないのか

腰痛が改善しない理由の多くは
👉 原因の見立てがズレていることです。

よくあるケースとして
・骨の歪みだけを整える
・とりあえずマッサージする
・同じ施術を繰り返す

こうした対応では、一時的に良くなっても再発しやすくなります。

見落とされやすい原因「トリガーポイント」

トリガーポイントとは、筋肉の中にできる“しこり”のような部分です。

特徴は
・押すと痛みが広がる(関連痛)
・離れた場所に痛みを出す

例えば
👉 腰ではなく「お尻」が原因で腰痛が出るケースも多くあります。

現場での評価の考え方

腰痛を正しく判断するためには
👉 「どの組織が痛みを出しているか」を見極める必要があります。

具体的には
・押したときに痛みが出るか
・動かしたときに痛いか
・どこに痛みが広がるか

そして重要なのが
👉 再現性

・同じ刺激で同じ痛みが出る
・処置で変化する

これが確認できると、原因の特定精度が上がります。

改善できる人とできない人の違い

違いはシンプルです。
👉 評価しているかどうか

・なんとなく施術する
・流れ作業で行う

これでは改善は安定しません。

一方で
・原因を特定する
・反応を確認する

このプロセスを徹底している人は、結果が出やすくなります。

まとめ

腰痛の原因は一つではありません。
・筋肉
・関節
・椎間板
・神経

これらが複雑に関係しています。
特に、筋肉(トリガーポイント)による腰痛は非常に多く、見逃されやすいポイントです。

腰痛を理解して改善できるようになりたい方へ

もしあなたが
・腰痛の原因をしっかり理解したい
・その場しのぎではなく改善できるようになりたい
・現場で使える評価力を身につけたい

そう思っているのであれば、一度、実際の現場を見てみてください。

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参考文献・根拠

本記事は、以下の研究・ガイドラインを参考にしています。
・腰痛の多くは原因が特定できない(非特異的腰痛)とされている
・画像所見と痛みが一致しないケースがある

参考文献

  • European guidelines for the management of low back pain
  • Brinjikji et al., 2015, MRI findings in asymptomatic individuals